「大規模園」と「小規模園」の適正を見極める

保育士という仕事で充実感を得るためには、自分自身が「大規模園」と「小規模園」のどちらに向いているのかを見極める必要があります。

大規模園では行事も大規模で行われやりがいがありますが、子供一人ひとりと密な関係を気づきにくくなっています。それに対して小規模園では、一人の子供としっかりと向き合うことができる反面、ゆったりとした雰囲気で物足りないと感じられることも。どちらが向いているかを見極め、適している方を選びましょう。

小規模園の魅力を実際の保育園の実情から確認

こちらでは、小規模園の魅力を、実際に小規模保育園で働く保育士の方の話などから探っていきます。

その園では「この4人の子どもがあなたの担当ね」と言われて、それ以外の子を見ると怒られたんです。

出典：一生できる保育の仕事さがし｜キッズパートナー大倉山の働きやすさを現役保育士に聞きました

大規模園を3ヵ月で退職したものの、キッズパートナー大倉山で働き始めてからは毎日が楽しいそうです。多くの子供との触れ合いを求める方は小規模園が良いでしょう。

成長が著しい0～2歳児クラスに携われるので、保育士としても働き甲斐があるし、職員も優しい方が多く職場の雰囲気がとてもいいので楽しいです。

出典：ほいくじら｜【保育士求人】みんなの保育園の口コミ・評判は？給料・選考を徹底解説！

小さな子供の面倒を集中的にみられるのも小規模保育園の魅力。大規模保育園とは違い、子供の成長を見守ることへのやりがいを感じる人も少なくありません。

大規模でのめまぐるしい日々とは打って変わりとてもゆっくり1人1人を見て保育ができ、とてもやりやすかったです。

出典：保育士の手帖｜大規模と小規模保育園の比較。保育士が働きやすいのは？【小規模保育事業】 | 保育士の手帖

ゆっくりとした空気の中で働くことは、物足りなさも感じられるかもしれませんが、心に余裕を持って働くことができ、プライベートも充実させられるでしょう。

保育士という仕事にやりがいを求めるなら、自分にあった保育園の規模を選ぶことが大切です。小規模保育園はゆったりとしていますが、子供の成長を見守れることにやりがいを感じられます。どちらが合っているかよく考えて選択してください。